婚姻届。

シングルママ

毎度!!なんこです(*´▽`*)

そろそろ梅雨入りかな~と言い始めてから、なぜか爽やかな日が続いています。

おかげさまで、猫さんも私もすっかり元気になりまして穏やかな日常が戻ってきています。

が!!今月は娘がいよいよ入籍するんです(^_^;)

私は婚姻届けを今まで書いたことがなかったので「書いて出すだけでしょ。」と、思っていたのですがどうやら違うようで。。。

戸籍謄本が必要なんですね(シラナンダー)。

しかも本籍地に取りに行かなくちゃいけないようで、我が家の場合他県(私が生まれ育った所)に取りに行かなければいけません。郵送でも可能らしいのですが、時すでに遅しで入籍日までに間に合わない。

と、いうわけで娘夫婦が休みを取ってわざわざ取りに行きました。

無事に戸籍謄本は取れましたが、今度は地元の役所で本籍を移したり婚姻届けの記入の仕方を聞いたりして、それがなんと3時間以上かかってしまったようで、全部終わって我が家に来た頃にはヘロヘロになっていました。

 

以前にもお話ししたように私は入籍せずに娘を産んでいます。

実は娘の上にもう一人娘がいた事をご存じのフォロワーさんもいますよね。

父親は同じなのですが、色々な事情があった為、入籍はしませんでした。

長女は、妊娠8ケ月で生まれてきてしまい未熟児で重大な疾患をもっていました。

生後4ケ月まで入退院や手術を繰り返しながら頑張ってくれたのですが生まれて108日目の早朝に亡くなりました。もちろん出生届も出していましたし、生きていた証はあるのですが、今回娘が受領した戸籍謄本に“姉”は載っていませんでした。

しかも、母親である私との続柄の欄に“女”とだけ記載されている。

なぜ次女じゃないのか?姉の名前はどこに載っているのか?娘はその2点がとても気になり役所の人にたずねたそうです。

役所の方も丁寧に説明してくれて、姉のフルネームや誕生日、亡くなった日付まで出してきてくれたそうです。

そこで戸籍を変更するに際して、親との続柄を“女”から“長女”か“次女”に変更できると役所の人に提案されたそうです。

それも娘は疑問に思ったそうで。。。

自分には姉がいて、小さなころから姉の写真を見てきたのに長女でも次女でも選べるのはおかしいと思ったらしく、私に電話をかけてきました。

上記の流れを私に説明したあと、「私は次女にしようと思うんだけど、いい?」と、聞いてきました。

自分の戸籍に姉は載らないけれど、自分の欄を“次女”にすることで姉が生きていた証になると言うのです。

私は電話をもらった時、郵便局で手続きをしている最中でした。

娘からの電話の内容を聞いて、いろんな感情が溢れてしまって大号泣しました。娘は心配するし郵便局のお姉ちゃんはオロオロするしで、その場は一時騒然としてしまいました(笑)

 

結局、娘の続柄は次女になり、旦那さまのご実家に無事本籍を移すことができました。

娘の真面目さと優しさに感謝すると同時に、若い頃娘たちを産んだ時には戸籍の表記まで気にしていなかったことをとても反省しました。

 

娘が生まれた当時は、入籍せずに生まれた子(非嫡出子)は私生児と呼ばれることもありました。入籍した夫婦から生まれた子が“長男”“長女”と表記される所を、“女”や“子”と表記されるのは当時から知っていて、「ひどい差別だな。」と思っていました。それから数年後の平成16年に、表記の改正がありシングルの母親から生まれた子も“長女”と表記できるようになったそうです。

嫌ならちゃんと籍を入れて出産すればいいじゃないか、親の勝手で子どもがかわいそうだ!という意見も多いことでしょう。ですが、皆いろんな事情があって夫婦別姓やシングルを選んでいます。法律も世の中も多種多様な生き方にもっと優しくなればいいなと思います。

 

長女が亡くなってもう26年になりますが、娘の結婚などが落ち着いたら私の戸籍に残っている長女の続柄を“女”から“長女”に変更できるのか役所に聞きに行こうと思っています。

娘がよそのお家に籍を移したこと、私の戸籍には私とバッテンのついた長女の名前しか残っていないことがとても悲しくて寂しくて、油断するとすぐに涙が出てきてしまうのですが、出戻ってきても困りますし(笑)

笑顔で結婚を祝いたいと思います。

 

今回も最後まで読んでくださってありがとうございました。

最後に入籍前最後の母娘ツーショットを載せておきます。※写真は差し替えましたm(__)m

 

結婚したからと言って苗字がかわるだけなのに寂しいものですね。

 

皆さんも出戻って来るなよ!って言ってやってくださいm(__)m

 

またのぞきに来てくださいね( ´Д`)ノ~バイバイ

 

 

 

 

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