家庭訪問。

シングルママ

毎度~!!なんこです(*´▽`*)

今年の春、10度以上の寒暖差があった日が15日以上あったとかなかったとか…病院の看護師さんが言ってました。

春の寒暖差や気圧の変化、しんどいですよね。

疲れやすいのに よく眠れなかったりで、免疫力も低下してしまいます。

薬が必要なぐらい辛くなる前に、『旬のもの』を食べるようにすると身体が喜びますよ。

今の時期なら、新玉ねぎや春キャベツがおすすめです。

『新玉ねぎの豚の生姜焼き』に、春キャベツの千切りを山盛り添えたら胃腸や体の浮腫がスッキリします。

 

 

さて 今日は、毎年この時期になると思い出す、家庭訪問のお話しです。

思い出す度に自分の言動を後悔しますが、これを読んでくれた人が何か感じてくれたらいいな と思います。

 

読者さんの中には、家庭訪問の時に先生のお持たせに ケーキを焼くという方もいらっしゃいました。

家庭訪問に対する姿勢が私とは違いすぎて驚き!

私は仕事を抜けて時間を作るのが精一杯だったな…

それに、あるトラウマがあって家庭訪問の度に身構えるようになっていました。

 

約15年前、私は生まれ育った町から隣県に引っ越しをしました。

当時、小学二年生だった娘と二人で静かに暮らす為でした。

 

二年生のクラスは1クラスだけ。

しかも娘を入れて5人しかいません。

全校生徒は30人ぐらいだったと思います。

そんな田舎の学校を選んで引っ越しました。

 

二人で暮らすアパートは、学校から歩いて5分の3DKのアパートでした。

新しい土地での生活にワクワクしていたんですが、夢と希望は早い段階で崩れ落ちました。

 

担任の先生は、少し年上の女性の先生でした。

子どもはいないけど既婚者だと聞いていて、なんの疑いもなく“いい先生”だと思っていました。

 

家庭訪問当日、担任の先生は自宅に来て真っ先に「子供部屋を見せてください。」と言いました。

予想外だったのでビックリしたんですが、言われるがまま子供部屋に案内しました。

「うちはダイニングで宿題や勉強をするので、ベッドぐらいしかないんですよ。」と、説明しながら案内したんですが 先生は無表情で「勉強机は今すぐ買って!! 勉強できる環境を整えてください!!」と言いました。

 

うちは家にいる時ぐらい一緒に過ごしたかったし、子供部屋に閉じこもらなくても集中して勉強ができると考えていました。

ベッドも一応置いていましたが、私の部屋で一緒に寝ていたし、本人がプライベート空間を欲しがるまで子供部屋は必要ないと思っていました。

がっ!!

担任の先生 全く折れず!

勉強机を「買います。」と言うまで一時間みっちり子育ての持論を話していかれました。

 

その後、担任の先生は ほぼ毎日我が家に来るようになりました。

勉強机を買ったのを確認する為です。

 

勉強机を買ってからも、先生は帰りにうちに寄ることが度々ありました。

 

娘が他の子たちと違うので困っている…と。

「他の子たちは 一年生の時から4人で静かに勉強してきたから、娘ちゃんが元気がありすぎて 皆引いている。都会の大きな小学校に通っていた時とは環境が違うんだから、もう少しテンションを落とすように家でも指導してほしい。」と先生は言うんです。

確かに、大人数のクラス(30人)に居た娘は声も大きいし、自己主張も強かったです。

ですが、小学二年生の子が元気で何が悪いんだ?という感覚でしかなかった。

もちろん『協調性』も大切だな、と思ったので 娘にはお友だちや先生の意見もしっかり聞くように話しました。

 

その後も先生が我が家に来てグチグチ言うことが続いて、私も娘も若干ノイローゼというか…弱っていました。

 

そして学期が変わってからの授業参観の後、私と娘だけ教室に残されて、先生は教室の後ろに飾ってある絵を見るように私たちに言いました。

花瓶に飾ってある花を画用紙に書いたものでしたが、娘の絵だけ画用紙を縦に使って書いてあり、絵の形に沿ってハサミで綺麗に切り取られていました。

紫色がベースの、優しいんだけどしっかりした とてもいい絵でした。

他の子たちは画用紙を横に使って、縦長の花瓶と花を描き、ハサミで切り抜かず壁に飾られていました。

 

先生が何を言いたいのか直ぐにわかりました。

『娘ちゃんだけ違うことをする。』

それが言いたかったんでしょう。

 

親の贔屓目なしにしても、娘の絵が断トツに上手でした。

縦長の対象物を縦描きにして何が悪い?

指定通りに描かなければいけないなら、娘が描こうとした時に何故指導しない?

切り抜いちゃいけないなら、ハサミを取り出した時に何故注意しなかったの?

たった5人の生徒なのに、先生は何故気付かずここまで(最後まで)やらせたの?

何故最後までやらせてから親の前で叱るの?

第一、こんなに素敵な絵を描ける娘を何故褒めてあげないの?

 

私は泣きながら先生に訴えました。

娘も泣いていました。

 

私は都会から田舎に引っ越してきて、母子家庭もうちだけで、気を使い 小さくなりすぎていました。

娘にも「面倒なことになるから、あまり目立つな。」と最低なことを言うようになっていました。

 

娘の個性を少しずつ殺していたんです。

 

こんなに素敵な絵が描けるのに。

あんなに元気な挨拶ができるのに。

何も悪いことをしていない娘を泣かせてしまっている。

こんな先生に毎日グチグチ言われたからって、娘に惨めな思いをさせている。

 

私は反省しました。

 

やっとのことで他の先生や教育委員会に相談をして、この担任の先生と私たち母娘の事を皆に知ってもらうことが出来ました。

 

先生は、シングルで子どもを産んで育てている私のことが心配だったそうです。

母子家庭がいない地域だったこともあって、シングルで子育てをしている私への偏見も強かったようです。

しかも、元気で明るい娘のことをADHD(発達障害)だと決めつけていました。

むしろ うちの家庭に問題があったと言うより、この先生に問題があったようで、この先生は他所の学校に移動になったあと すぐに教師を辞められたそうです。

 

これで、めでたしめでたしになったはずもなく 娘は素敵な絵を書かなくなったし、どんどん大人しくなりました。

 

私はと言うと…他所者でシングルマザーですが、遠慮することを辞めました。

おかしいと思うことにはガンガン文句を言うようになりました。

少し怖くて うるさい保護者になってしまったけれど、子どもを守りたい一心です。

特別扱い(悪い意味で)されることに、かなり敏感になっていましたね。

 

ちなみに、家庭訪問の時にルームツアーをしたのはこの先生だけでした笑

 

私たちが子どもだった時と、私が子育てをしていた時、そして今現在。

どんどん教育現場は変わっているようですが、決して過保護になりすぎず、でも子どものことを第一に考えてやりたいよね、と友だちや読者さんと話しています。

日本では難しいのかもしれないけど、個性はできるだけ良い方向に伸ばしてあげたい。

みんな同じはつまらないでしょ?

 

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昨日『昭和の日』だったこともあり昔の曲を聴いていたら、この曲が耳から離れなくなりました。

オープニングの音が増えていくところがたまらなく好きなんです。

[MV]トンガリキッズ「B-DASH」(2005.3.16 Release)
デビューマキシシングル 「トンガリキッズ Ⅰ」  Release TKCA-72855 1050円(tax in)【収録曲】M-1 B-DASH<Ver.HANAGOE> M-2 MEGANE<Ver.HANAGOE>M-3 B-DASH ReadMore...

これを聴いて、耳に残ってしまった読者さんはどのくらいいらっしゃるでしょうか?

良かったら教えてくださいね!

コメント

  1. 全然つまらなくないです。
    今泣いてます。

    娘さんが辛い悲しい思いをされて
    なおかつなんこさんもどれだけストレスだったことか。

    きっとそこでのびのび育てたかったなんこさん
    すごくすごく辛かったと思います。

    そこで絵の才能を摘まれた娘ちゃん
    その才能はまだありますよ~
    無くなるものでは無いので
    安心してください。

    ちなみに
    その先生は間違ってます。

    今や勉強机が自室にある子より
    リビングで
    ママと他愛ない話をしながら宿題したりする子の方が
    良いとされています。

    実際分譲マンションでも
    リビングにデスクコーナーがあったりします。

    ご子息を東大に入れた方が
    うちはご飯食べたら
    さっさと片付けて
    そのテーブルで勉強してましたと
    お話されてます。

    机を買うまで
    自宅まで押し寄せる神経が分かりません。

    家庭にも子育てスタンスそれぞれあるのです。

    特に母子家庭のなんこさんは
    自室に閉じこもるまでは
    少ない一緒にいれる時間
    一緒に時間を共有することが
    大事だったと思います。

    ちなみに
    うちも自室にこもるまでは
    成績良かったですよ。

    こもり出したら、
    スマホやらなんやらで
    ガタ落ちでした。

    母子家庭なので
    少しでも居ない時間
    娘の話を聞いてやりたかったし
    外から入る娘の噂に対して
    真実はひとつ!と
    学校に直談判に行ったり(給食費払う時に)

    あー涙が止まりません。

    あ、うちはある時期から
    登校拒否で
    学校行かなくなりました。

    校長先生が目をかけてくれ
    担任の先生が目をかけてくれ
    家庭訪問の時は
    玄関先で娘の頭を撫でてくれていました。

    登校拒否は私に原因があったので
    もう少し早く別れていたらと
    後悔しています。

    娘ちゃんもきっといまなら
    あの辛かった時期を
    ママが大人しくしなさいと言ったことがわかると思いますよ。

    思い出には残りますけど
    なんこさんには
    他の方へアドバイス出来る最大の武器になってます。

    子育て応援隊
    の1人になれてますよ!

  2. ぴかりさん いつもありがとうございます。
    ぴかりさんには励まされてばかりです。

    当時は…あまりにも先生に注意されすぎて、存在自体否定されてる気持ちになりましたが、冷静になると『この先生は頭がおかしい。』とわかりました。

    引っ越したばかりで気弱になっていたとは言え、娘には申し訳ないことをしたな、と思っています。

    ぴかりさんも子育てでは苦労されてますもんね。

    本当に十人十色なんですよ。

    マニュアル通りにはいきません。

    日本は個性的だと叩かれる風習がありますよね。
    ですが、学校こそ個性を伸ばす場になって欲しいと思っています。
    先生の数がもっと増えれば難しくないんじゃないでしょうか。

    私たちHSPも、発達障害のように思われがちですよね。

    うちは娘もHSPなので、子どもの頃から苦労したようですが、他人の気持ちの分かるいい子になりました。

    勉強なんて出来なくてもいいから、伸び伸びと育って欲しいですよね。

    子育てが終わったからと言って、教育現場に興味が無くなった訳もなく、他人の子だって皆可愛いし幸せになって欲しいと思っています。

    その為に、シングルの子育てで悩んでるお父さんお母さんのお悩みなど聞けたらいいなと思っています。

    TwitterのDMを使わなくなってから、お悩み相談がほぼなくなったんです。

    これが良かったのか?悪かったのか?

    LINEででも気軽に愚痴って欲しいなぁと思っています。

    一人の子育てって不安ですもんね。

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