人身事故の場合、刑事事件になるので必ず実況見分が行われるそうです。
事故直後にそのまま行われることもあれば、後日あらためて行われることもあります。
私の場合。。。実況見分には事故の相手のみが立ち会うことになったと警察から連絡がありました。
え?そうゆうものなの?
片方の言い分だけ聞くのは不公平じゃないの?と、交通事故初心者の私は心配しましたが、自宅に警察官がきて事情聴取された時にいろいろ説明をしてくれました。
警察から電話があって、事情聴取の日程を決めました。怪我をしているだろうから自宅まで行きますと言ってくれたのですが、家に警察官が来るのって緊張して嫌ですよね(悪いことしてないけど)。
「どこか外で…」と提案しましたが、「いや!!ご自宅までうかがいます!」と頑なにおっしゃるので自宅に来ていただくことにしました。
事情聴取当日。めちゃめちゃに緊張して家で待っていたんですが、来たのは若くて優しそうな私服の警察官1人でした。その方は事故の緊急通報後、1番に現場に駆けつけた警官の内のひとりでした。
お互いに座ったあと、その警察官の第一声目が「あれだけの事故で骨折ひとつ無いってすごいですね。入院は…?しなくて良かったんですか?」でした。
はい。皆さんに不死身の女と言われてますよ(;^ω^)
その警察の方は、事故直後の現場も見ているし、その後の捜査も一貫してされていたそうで話がとてもスムーズでした。公の機関って段取りが悪いイメージなので驚きました。
私の事故の場合、関係している車両が両方トラックということもあって、ドラレコやデジタコで事実確認が簡単にできたそうです。両方の映像やデータを観察して、相手トラックの前方不注意だったと警察は判断したようでした。
正直、警察から「100%相手が悪い!」と言ってもらえて心強かったです。
聴取では、どの辺りからトラックが故障して失速したのか等、地図を使って状況を詳しく聞かれました。
話しの途中で、事故現場の写真やトラックの故障を示すコンピューターのデータなどを見せられました。ぐちゃぐちゃに潰れた自分のトラックの写真を見て気分が悪くなりました。トラックは廃車になるということも聞きました。古いトラックでしたが洗車や点検をして大切に乗ってきたのでとても悲しかったです。
聴取の途中で、警察官が「もう少し現場がズレていたら谷底に転落していたかもしれないので運が良かったですね。」と何気なく言いました。
え‼(゚Д゚;)谷底に転落してた!?
今まで40数年生きてきて、「死んでいたかもしれない。」という言葉はかなりショッキングでした。
私は高所恐怖症で、若いころミキサー車に乗っていたんですが、ホッパーを覗いたり洗ったりするのが嫌で(怖くて)、楽な仕事でしたが1年ぐらいで辞めてしまいました。ウイング車に転向してからも、荷台に上がると股間や足元がソワソワしてしまい、何年経っても慣れませんでした。
高いキャビンからの眺めは大好きだったんですけどね。
その高所恐怖症の私が谷底に落ちていたかもしれない。。。それを一瞬で想像してしまい、気持ち悪くなってその場で部屋のごみ箱に吐いてしまいました。(汚くてごめんなさいm(__)m)
それでも聴取はまた後日とはならず、回復するのを待って聴取を続けました。
私はこの交通事故が初めてでした。
しかもかなり大きい事故。
身体もボロボロでしたが精神的ダメージの方が大きかったです。
その警察の方はとても親身になってくれました。自賠責保険の受け取り方や通院のことなど親切に教えてくれました。
事故の相手が起訴されるか分からないが、僕は100%相手の過失だと思っているし、そのように調書も作るので安心して治療に専念してください。と、言ってくださいました。
がっっ!!!
民事と刑事はまったく性格の違うものなのですよΣ(゚д゚lll)ガーン
結局、相手は不起訴になりました。
そして、過失割合『6対4』を主張してきました。
ここから長い長い裁判へと突入していきます。(´;ω;`)ウゥ
事情聴取や実況見分については特にためになる情報とかはないんですが、ドライブレコーダーなど搭載している車両も増えているし、街の防犯カメラもあるので嘘をついても真実は明らかになってしまいます。お気をつけください。
あと。。。警察は敵!!と、思っていてすみません。
良い警察官もいるんだなあとここでお伝えしておきます。(若いころにいろいろあったもんで笑)
このあと意地クソ悪い奴らばかり出てきて、強いなんこの精神が崩壊していきますのでまた覗きにきてくださいね。
最後まで読んでくださった方ありがとうございました。
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