保護猫、地域猫(前編)。

愛猫家

毎度~なんこです(*´▽`*)

湿度の高い日が続いていますが、皆さん体調崩していませんか?

体調が悪いことに気付かないフリをしようとしていますが、完全に夏バテリバイバルです(;’∀’)

栄養ドリンク…ところてん…

栄養ドリンク…アイス…

栄養ドリンク…( •᷄ὤ•᷅)?

こんな時は無理せず食べたいものを食べて、寝るに限ります!!笑

 

さて!!今回は我が家の猫さんや地域猫さん、野良猫さんのお話しをしていこうと思います。

我が家には今、3匹の保護猫さんがいます。真っ白ちゃん、真っ黒ちゃん、白黒ちゃん♡

3匹とも同じみかんの段ボールに入れられて職場近くに捨てられていたので、兄妹なんだと思います。

 

この子達との出会いは9年前になります。

すでに2匹の保護猫さんがいたのですが、まだ生活に余裕があったので3匹を迎え入れることにしたんです。

『猫ボランティア』みたいな大層なものじゃなく、ただ動物が好きで時間的 金銭的に許される範囲で野良猫さんを家族に迎え入れていました。

 

私が保護猫さんたちに癒される生活の裏で、殺処分される猫を減らそうという取り組みが各自治体で行われています。

この『地域猫活動』は環境省も推奨しているもので、きちんと実行されている地域では確実に成果が出ているそうです。

 

野良猫というのは“野生の猫”が繁殖しているんじゃなくて、元々は飼い猫だったのが捨てられたり逃げたりして増えてしまっているんです。

 

そうです!

人間のせいで増えてしまった猫が殺処分されているんです。

殺処分や不慮の事故を減らすために取り組まれているのが『地域猫活動』なんですね。

 

どうゆう活動かと言うと、地域で増えてしまった猫を保護して不妊・去勢手術(TNR)をします。

そのまま家猫になれればいいのですが、ほとんどの猫が元の地域に返されます。その方が猫にとっていいとおっしゃる方も多いです。

元居た場所に返された猫たちには給餌や糞尿の世話を行い、一代限りの命を全うするサポートを行います。

外猫の寿命は3~5年と言われていますから、TNR開始から5年後には地域猫が激減していることになります。

 

外で自由に暮らしている猫を捕まえて、不妊・去勢手術をして元の野良に返すなんて『残酷だ!』と言う方も多いです。私も10年前はそう思っていました。

ですが、増えた野良猫を待ち構えているのは年間2万頭にものぼる殺処分です。

その殺処分を減らすため、増やさず一代で命を全うさせるのが『地域猫活動』なんです。その裏には地域の住民やボランティアさんの優しさ(給餌など)があります。

 

猫の糞尿やゴミを漁るなどの被害の辛さは地域住民の方にしか分からないかもしれません。

被害にあっていない人は可愛い猫たちと思っても、被害にあっている人にとっては迷惑な生き物でしかなくなります。

増えすぎた野良猫は嫌われてしまうんです。

可愛いから…可哀想だからと無責任に餌やりだけをした結果、殺処分される命が増えるんです。

 

この『地域猫活動』に協力している獣医さんもたくさんいらっしゃって、飼い猫とは比べ物にならない格安の値段で不妊・去勢手術をしてくださっています。手術に助成金を出してくれる自治体もあります。

 

ですが“地域住民の理解と協力”がなければ、この活動は始めることすらできません。

なぜ理解されないかと言うと、“野良猫に餌をやる”ことを嫌がる人が多いからです。

 

TNR・餌やり・糞尿の始末はセットなんです。

餌やりも時間を決めて地域猫を集め、食べ終わるのを見守って後片付けまでしなければいけません。餌をそのまま食べ放題にしていると他の害獣が増えたり、把握できない地域猫が増えてしまいます。地域猫がどれくらい居るのか把握して、全頭の不妊・去勢手術をしなければ無意味な活動になるんだそうです。

 

 

この記事を書こうと決めたのには、『ある女性』との出会いがありました。

優しそうなその女性の方は“餌やりさん”でした。

他人と接するのが苦手な普段の私なら見て見ぬふりをするのですが、なぜか声をかけてしまったんですよね。

 

この女性とのお話は後半でご紹介したいと思いますので、また覗きに来てくださいね!!

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コメント

  1. なんこさん
    こんばんは〜
    ブログ気になって、覗きに行ってたら更新されてました。
    猫の殺処分…これはもう永遠のテーマですよね。犬もそうですが…
    裏社会の商売道具として繁殖させてると聞いた事もあります。

    この世の中…知らなくても良かったと、つくづく思う今日この頃です。

    今宵は控え目に…まったねッ。

    • セージさんこんにちは!
      覗きに来てくれたんですね。ありがとうございます。
      猫や犬の殺処分はかなり減ってきているんですが、それでもなくなることはありません。
      悪質な繁殖屋を撲滅するためにペットショップでの生体販売に反対している団体も多いですが、それじゃあどこでペットと出会えばいいんだ…ってなりますよね。
      動物愛護団体からペットを引き取るにしても高いハードルがあったり、トラブルも多いと聞きます。
      何にしても一番かわいそうなのは『弱いもの』です。
      私一人にできることなんて限られていますが、こうゆう活動や現状があることを知ってもらえたら幸いです。

      セージさん、まったねッ!!

  2. お疲れ様です。
    知らない世界で勉強なりました。
    こういった取り組みが進んでるんですね。
    ありがとうございます。
    次回の後半も楽しみにしてます。

    • トラサポさん、いつもありがとうございます。
      わざわざコメントまで…とても嬉しいです!

      せっかく里親になろうと決めて犬や猫を引き取っても、動物ボランティアさんや動物愛護団体の方も良い人ばかりとは限らないので里親さんなどの間でトラブルが多いのも現状です。
      私はそのトラブルが嫌でどの団体ともお付き合いしていないのですが、歯がゆく思うことは多いです。

      年間どれぐらいの犬猫が殺処分されているとか、こうゆう活動をしている人たちがいることを知ってもらえたら無責任にペットを捨てる人も減るんじゃないかと願っています。

  3. なんこさん、お疲れ様です。
    そして、お久しぶりです😁

    こんな活動をしてるって事を
    もっと知らなければいけませんね!

    飼えなくなって捨てられて
    野良が増えないように
    去勢されて、また殺処分されて…
    可哀想すぎます😱😱😱

    また、凄い気になる餌やりさんの話も
    楽しみにしてます👍

    自分の栄養ドリンクは芋焼酎です😅

    • 亮さんこんばんは!
      お疲れ様です。

      野良猫の殺処分を減らす活動はまだまだ知られていないかもですね。
      うちなんて田舎だからか未だに近所の爺さん婆さんが子猫を川や池に捨ててしまいます。
      幸せな猫さん犬さんが少しでも増えてほしいものです。

      亮さんのセンスのいいツイートが見られずとても寂しいですが、芋焼酎を呑んで元気でいてくださいね!
      忘れた頃にTwitterにお邪魔します笑

  4. 地域猫は大変です。
    にゃんこは待ったナシ、
    お友達は体が弱いので、
    息子さんとタッグ組んでやってます。

    ちなみに
    こないだわんこがさまよっているので、
    あちこちに連絡しましたが(仕事中で車に載せれなかったため)
    有名な保護団体にも断られ(理由が聞きたくなかった)、
    保健所も断られ

    結局、
    どうすることも出来なかったワンコは、
    間開けてまた通ることがあって
    行ったら居なかった。

    なんかなぁってモヤモヤしてたけど
    地域猫は地域でかいつづけるのだから
    自分のできる範囲で手伝えるし世話できますね。

    あんまり無理しないでくださいね!

    10月に保護団体の手伝いに行けたらなぁと
    思ってます。

    • ぴかりさん、いつもありがとうございます。

      保護団体の人も変った人が多いですよね。私は犬を引き取る時にトラブルになりました。

      その彷徨っていたワンコも元をたどれば捨て犬なのかもしれませんよね。
      一部の身勝手な人間のせいで、ワンコにもにゃんこにも申し訳なく思っています。

      私もそんなに一生懸命お世話できてないんですよ。
      せめて、自分のお家にいる子たちだけでも幸せにしてあげたいなぁと思っています。

      ぴかりさんも無理のないようにしてくださいね。
      ボランティアさんも癖つよな人が多いので。

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